Kencraftの自作トランシーバーも買取いたします。

アマチュア無線メーカーの最大手、ケンウッドがまだトリオの名でリグを作っていた1970年代、ヒースの活躍ぶりに注目した同社は和製キットブランドを確立すべく、自作ユーザー向けの専用部門、Kencraftを発足しました。
今回は同ブランドの買取についてお知らせを致します。

Kencraftは設立から間もなくアマチュア無線機をはじめ様々な電子機器を取り揃えたものの、リグのような精密機器を自分で作るという行為は一定の層からは好評を得たものの、そのムーブメントを一般まで定着することは難しく、思うような結果が得られず立ち上げから数年でKencraftの名は消え去ってしまいました。
あらためてKencraftの製品を振り返ってみると自作品といえど、なんといってもTRIOが手がけているだけあり非常に品質が良く本格的な機種が目立ちました。
無線のラインナップの中で最も有名なリグといえばなんといってもQS-500だと思います。
ケンクラフト唯一のトランシーバーということで、記憶に残っている方や今も実物をお持ちの方もいらっしゃるはず。
当店ではこちらのQS-500を買取を行っています。

QS-500

QS-500は50MHz帯10W出力の性能を持つSSB/CW/AMトランシーバー。回路はTS-511をベースにしており、シャーシから基盤にいたるまでユーザーが全て組み付けを行う必要があります。

その他、当時ブームとなっていたBCLラジオにも着目し、レシーバーも発売。

QR666
QR-666という型名の本機は、据え置きタイプの高性能レシーバーです。

デザインはユニークなダイヤルが見る者に印象を残します。
自作型だからと侮る無かれ、その性能は本格的なレシーバーにも劣ることもなく本機が発売されてケンクラフト部門が無くなってしまってから間もなくTRIOのラインナップにQR666を基本とした完成品バージョンがラインナップに加わったことが何よりの証拠です。
HFはもちろん中・長波など幅広い電波を受信することができます。

もちろんこちらも買取対象とさせて頂いております。

気になる買取価格ですが、Kencraft自体が普及する前に消失してしまった無線ブランドのためあまり知名度がないということや、元々安価で購入できるということがメリットだった製品のため、リセールにあたってのプレミア価値が期待できる無線機はあまりないのが正直なところです。

唯一、購入して手付かずの物についてはレア物扱いとなっているため、高値での売却が見込めます。