アナログとデジタル無線機の特徴について


一般的にアマチュア無線機やトランシーバーには、通信にアナログ方式の電波を用いるものとデジタル方式の電波を用いるものの2種類があります。

それぞれどのような特徴があるのでしょうか。

■電波の性質

おそらく、アナログとデジタルでもっとも違いを感じるのは、音質のクリアさでしょう。

アナログの場合は基本的にノイズ混じりで、肉声のような音質になります。
しかしデジタルの場合は信号を圧縮しているので、少ない電波でより効率的に情報を伝えることができるため、よりクリアな音質で聴くことができるわけです。

また電波の通信距離に関しても、デジタル方式の電波の方が直進性に優れているので、同じ出力であってもアナログよりも遠くまで届きます。特に広い野外でのイベントなどではその能力をいかんなく発揮するでしょう。

その反面、遮蔽物に弱い性質もあり、ある一定の電波量を下回ってしまうと一切交信できなくなってしまうので、いきなり通信が途絶えてしまったということもよくあります。
一方アナログならば、多少遮蔽されてもノイズ混じりでとりあえずは音声が届くので、屋内やビルが並ぶ町中などでは、より遠くに届くといったケースも出てくるのです。

これ以外にも、デジタルの場合は秘話通信機能や個別呼出機能、グループ呼出機能といったものを使用していると通信距離が短くなる傾向があります。

■デジタルなら混信しない

ある一定の地域で多くのトランシーバーを使った場合、アナログならたとえチャンネルが違っていたとしても、電波干渉によってひどいノイズだらけになってしまうということもありえます。しかしデジタルならば、チャンネルさえ異なっていればそのようなことはいっさい起こりえません。

ただし、その代わりにユーザーコードとチャンネルが同じでさえあれば、こちらからもあちらからも、その交信内容はすべて筒抜けということにもなってしまいます。そこで用意されたのが秘話設定機能で、これによって内容が漏れるということはいっさいなく安心して交信することができるようになるのです。

また、ユーザーコードが違ってチャンネルだけが同じ場合は、混信こそ起こらないものの、キャリアセンス機能によって最初にスイッチを押した人以外はいっさい送信できなくなるという事態にもなってしまいます。

■アナログ無線機は使えなくなる?

電波法施行規則の改正により、2022年12月1日には簡易無線の使用している400MHz帯が使用できなくなります。これによってすべてのアナログ無線機は使用不可能となり、今後も簡易無線を続けていくためにはデジタル無線機への切り替えが必須となります。

これ以降にも400MHz帯の簡易無線機を使用すると処罰の対象になってしまうので、まだ使っている人は徐々に切り替える準備をしておきましょう。

これに応じて、すでに無線機メーカーでは2012年12月1日以降には、アナログ無線機の製造がすべてできなくなっています。

■規制が始まってしまったら中古品や買取の需要はなくなる?

基本的にアマチュア無線機というのは、実用性が求められます。なので率直に言ってしまえば使用することが禁止されてしまった場合、それらに該当する機器はほとんど無価値になってしまうと思います。ですが、一部の往年の名機とされているものや、レトロ品などについては買取の対象となる場合がありますが、こればっかりは実際にその時になってみないと中古市場がどうなるかは現状ではわかりません。

現状ではまだ400MHz帯の中古品は需要がありますので、今のうちに乗り換えをされるといのも手です。
買取の需要もまだまだありますので、その際はぜひ当店をご利用ください。

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