月別アーカイブ: 2016年7月

ICOMのIC-730やIC-750シリーズなどを買取中

当店では数十年以上前に発売された古い年式の無線機も幅広く買取実施中です。

あらゆるお取扱の品目の中から今回は下記のリグについてご案内させていただきます。

ic-730

IC-700シリーズについて

ICOMが1970年代末に発売したIC-710からスタートした700シリーズ。

アナログ無線機の全盛という最中にデジタルVFOを完成させそれをコンパクな筺体に搭載させることに成功。アイコムの高い技術力を世界のハムに知らしめ、無線メーカーとしての活動を飛躍的に伸ばす形となりました。

80年代に入るとコンパクトHF機というコンセプトはそのままに、性能の向上を徹底した後継機を続々と輩出していきました。

IC-730は当時のラインナップにあった700シリーズの中で最も手ごろなモデルとして発売されました。

コスト制限が厳しい価格帯のHF機でありながら新技術が盛り込まれており、アイコムのHFトランシーバーの中でもかなりの台数が生産されため、オールドリグとしては比較的今でも手に入れやすいです。

高性能のDBMをはじめ初段IF部にノイズを抑えたMOS FETを用いたことで、当時のアマチュア向けの同価格帯にあるトランシーバーの中では最高峰の受信性能を実現していました。もちろんトランスミッター部についても抜かりはなく当時では卓越したスペックと機能を持っていました。

前モデルのIC-720で培った技術を受け継ぎつつ、14MHzより上の高いバンドで高い効果を得られる広帯域RFプリアンプ、そしてプリにはノイズフィギュアに優れたジャンクションFETなど、価格の域を超えた充実内容を持ちます。

出物が豊富という理由から中古価格はかなり手ごろです。買取価格としては通常使用できるもので3000円から5000円。元箱が揃っている綺麗な個体という場合でも1万円が上限となっています。

その他、IC-700シリーズの上位機種についても買取も大歓迎です。

更にレシーバー機能が煮詰め、民生用としては最高水準のでアマチュア無線層から大絶賛となったことからIC-750をはじめ、基本回路は同一ながら、各部に更なる進化が見られるIC-760。

ic-760pro

そしてさらに改良を加えたIC-760PROはアイコムの80年代を代表する銘リグ。バンド帯が拡張され専用のATを装備。
音質はとてもクリアであり、上級機という名目に恥じない完成度によってDXer御用達機種という時代もあったほどのヒットぶりでした。

これらのような上級機種は懐古的な流れで購入する層がいらっしゃるため中古値も安定しています。

アイコムの古いアマチュア無線機を売却に出す際はぜひ当店の買取お見積もりサービスをご利用ください。

ワトキンスジョンソンのWA8711AやHF-1000の買取について

同社はアメリカの通信エレクトロニクスメーカーとして1950年代に設立されました。
その後、卓越した技術を駆使して受信機の生産を行っていたCEIをWJの無線部門として迎え入れたことでワトキンスジョンソンの業務用レシーバーが誕生しました。

今回はこのWJ製品の買取について更新させて頂きます。

WJのラインナップにあったモデルは全て当時の限界レベルまで高められた性能を持つものばかりでしたが、アマチュア向けに作られたものではないため個人がやすやすと購入できるような代物ではありませんでした。
本国のアマチュア無線マニアは早くからCEIの作る受信機の実力を見出し、熱心なファンを増やしていました。
現在でも買取値が落ちきってしまっている機種はほとんど見られず、その理由の一つに歴代受信機の細かいデータや回路図を掲載するなど、積極的に情報共有する有志が多いということが強く関係しているようです。

特別、同社の無線機で愛用者が多いのがWJ-8711Aです。

wj8711a

DPSを搭載したWJのリグの中でも現代的な一台で、その性能はあらゆるモデルの中でも最高傑作といえる物でした。このことから買取人気もラインナップの中でトップクラスです。
かなり高額だったにも関わらず、個人で所有するユーザーが多かったことから、WJが改めてコンシューマー向けのHF-1000を発表しました。
上限IF帯域幅を16kHzから8kHzまで制限を行うなどアマチュア無線ではあまり影響のない細かい部分を省くことで販売価格を抑えたワトキンスジョンソンで初となるコンシューマーモデルでした。

hf1000

いずれも現在は新品を購入することは出来なくなってしまいましたが、中古品は他モデルよりも比較的まだ個体数が多いためアメリカで購入する手立てがあれば手に入れることは可能です。
日本でもWJ8711Aユーザーはワトキンスジョンソンの受信機のモデルの中では多いですが、個体数は一般的なアマチュア無線機に比べれば圧倒的に少ないのが現状です。

たまに個人売買で放出品も見られますが、すぐに次のオーナーさんが決まっていところを見ると、やはり手に入れたいという方が多いようです。

買取においてもやはりWJ8711Aが圧倒的に人気で、次いでHF-1000も近い金額で取引されています。

当店でも上記二点は最も買取に注力しておりますが、同社の他機種についても取扱大歓迎です。

いつでもお気軽に売却のご相談をいただければ幸いです。

ハマーランドの超希少モデル、PRO-310を買取中

かつて存在したアメリカの無線メーカー、ハマーランド。
一般ユーザーから業務用まで幅広い銘リグの数々を世に送り出し、無線業界においての偉業はいまさら語るまでもないでしょう。
今回はあえて有名どころから外れて、レアモデルの買取のお知らせをしたいと思います。

pr310
HQシリーズを使っているユーザーのステップアップ用という狙いで誕生した受信機のPR-310。
1955年に製造が始まり、わずかその2年後の1957年にディスコンしてしまい存在すら知らなかったという方も多いのではないでしょうか?
当時のライバルだったCollins 51Jよりも安くハイパフォーマンスを実現していたもの、出荷台数は期待していた結果よりも大きく外れてしまったそうです。
当店ではこのPR-310を買取実施中です。

本機の魅力は従来のレシーバーのような無骨な形からはずれ、一風変わったユニークなデザインを新しく取り入れられている点とダイヤルパネルにあると思います。
ケースのカラーは二種類用意されていたようですが、多くの個体は黒とゴールドのコンビのものがほとんどでグレータイプは更に手に入れずらいようです。

本国でも中古品が出てくることは稀であり、最も希少な一台としてビンテージマニアの間で再注目されています。

内部的な部分ではとてもユニークなダイヤル構造持っており、周波数の確認はメイン・スプレッドそれぞれのスケールが用意されています。

PR-310の中
また愛らしい見た目に反して、本体重量65ポンドと、かなり中身の詰まった作りでズッシリとしています。

設計において特筆すべき点としては、ターテット式のコイル切り替えを搭載している点に注目です。
これは高周波の動作時の安定性に定評があります。

また、同時期に作られた同社のアマチュア無線機は回路をはじめ周波数や設計についても多くの点で共通性があり、無線機の自作や整備に精通している方が回路図を見れば実物や型番を知らなくともハマーランドのリグということが分かる特徴を持ちます。

PR-310の買取値についてですが、前記の通り日本には数えるほどしか出回っていないモデルとうこと、そしてビンテージリグの買取を行っているお店は少ないという理由から売買の相場が確立しておりません。
本国で一年に数回というペースで出物があるようでだいたい6~10万円の幅で売買されているようです。

当店では珍しいアマチュア無線の受信機は買取品目の中でも特に買い入れに力を入れている品目となっていますので、PR-310をはじめ同年代のリグを売りに出すことをご検討中のお客様はぜひ一度お見積もりのご相談ください!

Kencraftの自作トランシーバーも買取いたします。

アマチュア無線メーカーの最大手、ケンウッドがまだトリオの名でリグを作っていた1970年代、ヒースの活躍ぶりに注目した同社は和製キットブランドを確立すべく、自作ユーザー向けの専用部門、Kencraftを発足しました。
今回は同ブランドの買取についてお知らせを致します。

Kencraftは設立から間もなくアマチュア無線機をはじめ様々な電子機器を取り揃えたものの、リグのような精密機器を自分で作るという行為は一定の層からは好評を得たものの、そのムーブメントを一般まで定着することは難しく、思うような結果が得られず立ち上げから数年でKencraftの名は消え去ってしまいました。
あらためてKencraftの製品を振り返ってみると自作品といえど、なんといってもTRIOが手がけているだけあり非常に品質が良く本格的な機種が目立ちました。
無線のラインナップの中で最も有名なリグといえばなんといってもQS-500だと思います。
ケンクラフト唯一のトランシーバーということで、記憶に残っている方や今も実物をお持ちの方もいらっしゃるはず。
当店ではこちらのQS-500を買取を行っています。

QS-500

QS-500は50MHz帯10W出力の性能を持つSSB/CW/AMトランシーバー。回路はTS-511をベースにしており、シャーシから基盤にいたるまでユーザーが全て組み付けを行う必要があります。

その他、当時ブームとなっていたBCLラジオにも着目し、レシーバーも発売。

QR666
QR-666という型名の本機は、据え置きタイプの高性能レシーバーです。

デザインはユニークなダイヤルが見る者に印象を残します。
自作型だからと侮る無かれ、その性能は本格的なレシーバーにも劣ることもなく本機が発売されてケンクラフト部門が無くなってしまってから間もなくTRIOのラインナップにQR666を基本とした完成品バージョンがラインナップに加わったことが何よりの証拠です。
HFはもちろん中・長波など幅広い電波を受信することができます。

もちろんこちらも買取対象とさせて頂いております。

気になる買取価格ですが、Kencraft自体が普及する前に消失してしまった無線ブランドのためあまり知名度がないということや、元々安価で購入できるということがメリットだった製品のため、リセールにあたってのプレミア価値が期待できる無線機はあまりないのが正直なところです。

唯一、購入して手付かずの物についてはレア物扱いとなっているため、高値での売却が見込めます。

往年の高級リグ、TS-900を高額買取中

1973年、アマチュア無線人口が加速的に増え黄金期を迎えようとしていた最中にトリオが発売したTS-900Sは当時のハムに大きな衝撃を与えました。

その理由の一つは価格にあります。実売で20万円半ばというプライスは当時の物価で考えると途方もないもので、多くのハムに衝撃をあたえました。

ただ、決してそれが価格が高いというだけで終わってしまう代物ではなく、ライバル各社のフラッグシップモデルをも圧倒する性能を誇っていたとこから、長らく国産のHF無線機としては最高峰の地位を確固たるものにしたTRIO屈指の傑作機とされています。

このことから、コレクターを中心に再注目されている銘リグとなっており、当ショップでも本機の高額買取キャンペーンを開始いたしました!

1970年の無線業界といえばメーカーの技術競争が年々激しさを増していた時代。TRIOも威信をかけてもてる技術と情熱全てを結集し出来上がったものがTS-900でした。それまで培ってきたリグ作りのノウハウを余すことなく注ぎ込まれたており、細かな点までとても贅沢に作られています。

外装のフロントパネル部はブロンズまたはシルバーカラーが用意されていました。

TS-900

本体の真ん中にあるメインダイルも特徴的で、通電を行うと赤い指針に緑のサブスケールとオレンジのトーンを演出します。
受信部はソリッドステートで最高性能のFETを使用し、送信部には4X150Aを終段として高出力・安定性を実現。
プロ機さながらのTS-900Sの高性能ぶりに、マニア層はもちろんのこと若きハムたちからの羨望は凄まじいものがありました。

もちろんTS-900には免許にあわせて出力を抑えた派生機が存在します。
160Wに抑えれたTS-900Dは、出力管を6146Bを2本使用しています。
そして6146Bをシングルにした20WタイプのTS-900Xも
いずれも専用のPS-900という電源が必要となります。

 

PS-900
リモートVFOもオプション品として用意されていましたが、こちら単体でも標準的な無線機並の値段という理由から現存台数は本体のTS-900よりも少なく単品でも買取需要は未だかなり高い一品となっています。
また、専用の電源ユニットのPS-900が欠品していると買取値はかなり下落してしまうので注意が必要です。逆に電源のみでも中古品を探している方が多いことから買取可能となっています。
そのほか、下位機のTS-599などもお取扱OKですので、TRIOの旧式リグの査定もぜひ当店にお任せいただければ幸いです!