月別アーカイブ: 2015年8月

KENWOODのトップモデル、TS-990の買取紹介

ケンウッドファンにとって、2012年は特別の年だったはずです。
というのも、その年以前まで長らく同社の最高級機となる新機種開発のアナウンスや正確な情報が無く、それを首を長くして待ち望むユーザーもいれば、耐え切れずに他メーカーの機種に乗り換えてしまうという方も増えていました。
そんなやきもきした状況が続いていた中、2012年の春に朗報が飛び込んできます。

TS-990の発売が決定

TS-990

この話が出たとたん、多くのアマチュア無線家やマニアの間では「価格はいくらになるのか?」「いったいいつ発売になるのか」「性能はどういった内容だろう」という話題でつきませんでした。
そんな興奮が冷めやまぬ中、同年のハムフェアにTS-990が出展され、ついに現物がお披露目されることとなりました。「ケンウッドの新世代フラッグシップ」という期待を裏切ることなく、一目みただけでも入念に作りこまれていることが感じとれるその姿に、ケンウッドマニアをはじめ多くの無線ファンの心を掴むことに成功し、業界全体を賑わせました。

そして翌年、満を持してアマチュア無線ユーザーの下へデリバリーが始まりました。ちなみにこの時、往年の最高級機TS-900シリーズの登場から、ちょうど40年目にあたる年でした。これはたまたまなのか、意識したものかはわかりませんが運命的といえます。

TS-990の筐体サイズはミドルクラスのアマチュア無線機と比較するとかなり大きめ。所有感という意味ではこれ以上の物はないでしょう。ディスプレイは2つ大小サイズの物が装備されているのが特徴的です。

背面

また、サブ画面をデジタル表示からアナログ的なダイヤル風の表示にすることもできるのですが、その模写が往年のTS-520を思い起こさせる懐かしいデザインになっています。こういった何気ない部分も、長年の愛好家にとっては感動モノです。

具体的な無線性能

音質に定評がある同社のリグ製品ですが、TS-990についてもその流れに背くことなくクリアかつ明快が音を聞かせます。また送受信の音はイコライザーによって調整も可能です。

ピックアップの能力もライバルのトップモデルに劣るというようなことはなく、各フィルタや豊富なノイズ対策やビートキャンセルなどの機能も非常に優秀です。一部では操作性に難アリという話もありましたが、バージョンアップがされてからはそれも特に問題として話題にあがることはなくなりました。

TS-990の買取について

トリオファンの間だけでなく、アマチュア無線業界の全体から見ても、今もっとも注目の的となっている品物となっています。

まだ発売から間もないため、買取のお話はほとんどありません。

とくにフラッグシップモデルというのは多くの人の憧れとなっている為、売りたいという話があればハム仲間の間で取引されることが多いため、中古品が市場に出てくるのは稀です。

逆にいえば、ほとんど流通がない状況が続いているため買取値は安定しており、戸口無線でも業界最高値を目指して査定受付をさせて頂いております。

もちろん、本機だけというわけでなく、アマチュア無線に関連するものは全般的に買取実施中となっておりますので、売りたい機材などのご相談は右上のトップへのリンクからお問い合わせください。

モールス信号に使う電鍵(パドル)を買取中

電鍵といえば、いわず知れたモールス信号を発信する為の機器です。
電子通達の原点といえる存在で、かつてはあらゆる業界やアマチュア無線家の間での通話手段として使用されていました。

代表的なモールスキー

最近ではネットの普及によってメールやスマホを使えば、誰でも気軽に連絡が取れるようになってしまった為
モールスはその姿はおろか、存在すら知らないという人も増えてきている中、アマチュア無線の愛好家の間では逆に再燃を感じさせるような動きも見えてきました。
簡易的な無線機の設備があればすぐに通信が行えるという利点が再注目され、最近改めてモールスを楽しまれるという方が増えてきてるようです。

そこで、当店ではアマチュア無線機の主要となる本体類のみに限らず、電鍵の買取もスタートいたしました。
というより元々、電鍵やパドルは査定対象とさせて頂いておりますが、当ウェブページ上で告知が出来ていなかった為
電話やウェブからの売却見積もりをいただいた際に「電鍵は買取可能か?」というお問い合わせが多いため、
改めてパドルの取扱について告知させて頂こうと思い、こちらのページを作成しました。

一言で電鍵といっても、様々な種類が存在するのはアマチュア無線家の方であれば、よくご存知だと思いますが、買取のお知らせの為、改めて代表的な物をまとめてみました。

単式電鍵

別名、ストレートキーとも呼ばれるもので、ボタンを押すようにレバーを動かすことによって、モールスを発信することができる最もオーソドックスなスタイル。
補助的な要素はないので、使いこなすにはそれなりの経験が必要となります。

横振り式
板の形をしたレバーが横方向に動き、どちらも動かしている間は信号が出ている状態になります。

その他にも様々な種類が存在しますが、全て紹介すると膨大な内容となってしまう為
買取で需要の高いモデルを

まずはなんといってもハイモンド。世界的にも有名な専門メーカーとして、これまで数多くの電鍵を発売されています。
その中でも最も希少価値が高いのがこちら、HK-8。 コレクターの方からお譲りいただいたのですが、過去に買取で同品を見たのは2,3回ほどしか記憶になく、中古市場でも放出品がなかなか見られない希少品です。

HK-8

HK-8

そしてこちら、日本にほとんど現存していない思われる

Eddystone BugのS689。Eddystone Bug
Eddystone Bug

英国で作られていた半自動設計のモールスキーで、ほとんどが真鍮で出来ていて、写真の物は中期ごろに登場したダイキャストカバーが取り付けられたお品物です。

これまで買取実績は一度なく、中古品が出てくることも皆無の状態です。
こういったレア物は基本的に高額にて買受可能ですので、お持ちの方で売却をお考えの際はぜひとも戸口無線にお申し付けください!

小林無線製作所のレシーバーを買取中

8月がスタートしましたね!
今月も通常通り、休まず常時買取の募集を行っております。

本回は多くの短波マニアの憧れ的存在となっている、小林無線の買取についてお知らせします。
koba
今も全国各地に信仰的とまでいえるほどの小林無線マニアが数多く存在するのには、いつの時代も色あせない独特な魅力があってこそです。
数ある大手メーカーも一線を画する、国内屈指の伝説的メーカーの小林無線さんについては
同製品をお持ちの方であれば、その歴史についてとても深い知識をご存知かと思います。
今更ながら、当店が同社について語るのは差し出がましいですが
買取の告知をさせていただくに当たって再度、同メーカーについて簡単にまとめてみました。

戦後間もないころの船舶無線の業界では、運航に十分な性能を備えるものがほとんどありませんでした。
そんな時代に船舶関係者からレシーバーの製作依頼を受けた小林無線は間もなく真空管オートダイン式のレシーバーを完成させます。
その性能はそれまでの常識を大きく覆す内容で、すぐに大変な好評を呼び、間もなく次の新機種の開発に着手します。
そこで新たに作り上げた機種が前作よりもさらに大きな反響を受け、当初の納入先は特定の地域に留まっていたものが、最終的には全国の船舶無線の業界を網羅するまでの人気ぶりを見せました。
その話題は当然、熱心なアマチュアユーザーの耳にも届き、結果的に様々な層に支持されるメーカーとなっていました。

現在でも中古需要は途絶えることなく、当店でも買取において最も注力をしている品目となっています。
中でも一際、「在庫にないか?」というお問い合わせをよく頂くのがAS-76というモデル。
AS-76

量産モデルとしては末期にあたる作品で、現代的な要素を多く含んでいます。
OEMも行っていた為、個体によって見てくれは同じでもブランド名が違うものを時たま見かけますが、そういったお品物も含めとにかく希少価値の高い名品となっています。

次に査定募集で力を入れさせていただいている品目は、DH-66。

DH-66
管球式としての最終機にあたる一台で、愛好家の多さは随一ではないでしょうか?
後期になるとDH-66Sが登場し、ソリッドステート化されますがどちらも甲乙つけがたい内容で、需要の部分では差はありません。
いずれも買取値は長らく崩れることがなく、現在も高額でのお取引が可能となっております。

そして、最後に抜粋紹介させていただくのは、DH-18。

kobayashi
扇型の多きなメインダイヤルが印象に残る一台です。上記の二点よりは査定額が若干下がっている傾向ですが
状態のよっても左右される部分も強く、現状が良品と判断できるお品物であれば、大幅な金額アップが期待できます。

一部モデルの紹介となりましたが、その他のリグも全て買取対象となっております。状態の劣悪は問いませんので、
こちらをご覧の方で、もし使っていない機材をお持ちでしたら、ご売却のご検討をいただければ幸いです。