かつてアマチュア無線用に八重洲無線が開発したFT-980の買取ならお任せください。
FT-980について
1.9~28MHz帯までのアマチュアバンドの送信部と150kHz~29MHzのワイドバンドを続けて受信することができるPLLシンセサイザ方式のゼネラルガバレッジトランシーバーです。
運用周波数は各ハムバンドを選択して行うハムモードと150kHz~29MHz間をカバーするゼネラルカバレッジモードをキーボードスイッチで選択し、チューニングノブかキーボードスイチから周波数のセッティングを行います。
また、各モード時のVFOはそれぞれ単独で操作を行うことが出来ます。
FT-980には受信部の高周波ステージをはじめ、ミクサーからポストアンプにいたるまで高IDSSの2SK125を使っています。ローノイズフィギヤやワイドダイナミックレンジは100dBという数値を実現し、当時では最高峰となる信号特性を実現していまいた。
また、第1~3局部発信およびBFOは1個の基準発信器で制御をおこなうPLL方式となっており、基準発信器の周波数確度は±3ppmとなっており、安定度は素晴らしい内容でした。
周波数やモード、メモリを操作する独自のCATというシステムを内臓しており、それをオプションで発売されていたインターフェイスユニットのFIF-80を用意することで、懐かしのPC-8001と繋げ各部のコントロールが可能でした。
ちなみに、FIF-80がセットとなっているFT-980は買取価格のアップ要素にもなるポイントにもなっています。
送信終段にはコレクタ損失290Wの高周波電力トランジスタであるMRF422の2つをプッシュプル方式とさせて580Wコレクタ損失を実現。それに加えて動作電圧を24Vにすることで、動作をさらに安定化を図っています。
現在では実用面では現行機には及ばないところも多々あるものの、ビンテージの無線機という類で中古需要を見せる一台となっています。
買取について
FT-980の放出品は同年代の無線機と比較すると多いほうなので入手はまだしやすいといえます。
当店でもFT-980の買取は動作品・故障品を問わず大歓迎となっておりますが、稀に在庫状況や販売先の諸事情などが理由で取扱を一時中止させていただくことがございます。
FT-980の買取ご依頼の際は大変恐れ入りますが、一度フリーダイヤルかネットからの査定お申し込みください。